2014年度技術者倫理のシンポジウムへ参加。 [技術士]
今日は、昨年参加して良いと思った日本技術士会主催の技術者倫理に関するシンポジウムへ参加した。
場所と時間は、神保町と竹橋の間にある学士会館で13時から17時まで。
学士会館は、ドラマ「半沢直樹」の撮影にも使われていた歴史ある建物である。
特に赤絨毯の廊下は、半沢直樹が大和田常務とすれ違った本店内の廊下として使われていましたね。
さて、今回のお題は「持続可能な発展に資する社会的責任と技術士の役割-技術士のあるべき位置づけの模索-」である。
企業の社会的責任(Corporate Social Responsibility:CSR)とは、「社会に与えるインパクトに対する企業の責任」のことである。
では、我々技術者における社会的責任とはどういうことかというと、次のようになる。
技術者だけでなく、科学技術を利用して事業を営む企業は、「科学技術を制御して人間生活に利用する役割を担い、その義務の遂行において、公衆の安全、健康および福利を最優先する。」ということである。
また、そのために経営者と技術者とが対話し、共通の理解を持つことが大事であり、その上で新たな問題に取り組み、企業活動に則した技術者倫理を確立することが望まれる。
今回の講演を受けて、私としては、「社会に役立つものを作り、提供する」という当たり前のことを継続するだけでなく、経営層とも対話し、これまでの取り組みを振り返り、自らの強み弱みを知ることで、社会的責任のPDCAを回していくことに寄与していきたい。
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