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技術士登録の手順。 [技術士]

平成25年3月の官報.jpg

 明日はいよいよ平成25年度の技術士第二次試験の合格発表。
少しでも多くの受験者が合格することを祈りつつ、合格した際の技術士登録について備忘録。

1.合格発表を確認。
 合格発表は、例年、朝6時頃には日本技術士会のWebサイトに掲示されます。
発表されるのは、受験番号だけなので、受験票を用意しておきましょう。
 私は、昨年合格したのですが、いつもどおり朝6時30分に起きて、ボーっとしながら確認したら合格していたので、一気に目が覚めて歓喜し、家族皆を起こしてしまいました。。
【参考:日本技術士会】
 http://www.engineer.or.jp

2.官報を入手してみよう。
 合格すると、氏名が日本国の機関紙である官報に掲示されます。
 事前予約していればサクッと購入できますが、予約していない場合は、売り切れてしまう可能性があるので、電話で官報販売所に確認した方が良いです。
ちなみに、紙の官報でなくても良いという方は、官報のWebサイトでも確認できます。
 私は、電子版だけではなく、紙の官報も欲しかったので、合格する自信はなかったのですが、なんとなく事前予約をしてました。(1部500円程度。その時のページ数によって値段は変わるので要確認)
個人的には、電子版よりも紙の官報の方が嬉しかったです。
官報に氏名が掲載されるのは、こういう時くらいしかないですからね。
【参考:官報】
 http://kanpou.npb.go.jp/index.html

3.技術士登録をしよう。
 技術士第二次試験に合格しても、技術士登録をしないと技術士と名乗れません。(技術士法 第57条:「名称の使用の制限」)
せっかく頑張って合格したのだから、是非技術士の登録をしましょう。
ということで、以下に新規での技術士登録に必要なことを以下に記します。
基本的には、日本技術士会のWebサイトに書かれているとおりにすれば大丈夫ですが、迷ったときの参考程度にどうぞ。
【参考:日本技術士会】
 http://www.engineer.or.jp/c_topics/001/001203.html

(1)「技術士登録申請書(様式第五)」に記入する。
 名前、生年月日、本籍地などの必要事項を記入します。
私が個人的に分かりにくかったのが、事務所欄でした。
会社に勤務しながら技術士(企業内技術士)になる場合は、「他に勤務するときの事務所」に勤務先情報を記入します。
まぁ、ほとんどの方が企業内技術士になるようなので、こちらに記載する方が多いのではないでしょうか。
 もし、これを機に起業などして、個人として技術士事務所を登録するのであれば、「自ら業務を営むときの事務所」に記入することになります。

(2)「登記されていないことの証明書」を入手する。
 東京法務局後見登録課,全国の法務局・地方法務局(本局)の戸籍課の窓口で申請します。
(東京法務局後見登録課 宛の郵送で申請も可)
法務局は、市町村にある支局や出張所ではなく、本局へ申請するので気をつけること。

 私は、千葉みなと駅近くにある千葉地方法務局(本局)へ直接行って申請しました。
窓口の方に「技術士登録のための、登記されていないことの証明書がほしい」と伝えると300円印紙の買う場所や申請用紙の書き方を丁寧に教えてくださった。
千葉地方法務局(本局)の場合、2階で300円印紙を購入し、3階で申請すると、数分で登記されていないことの証明書をもらえます。
 【参考:法務局】
 http://houmukyoku.moj.go.jp/tokyo/static/i_no_02.html

(3)「身分証明書」を入手する。
 免許証や保険証のことではないので気をつけること。
 自身の本籍地の市区町村で発行してもらいます。
 私は、近所の市役所出張所で発行してもらいました。料金は300円でした。

(4)「技術士事務所に関する証明書(登録用書類No.2)」に記入する。
 会社等の公印が必要となります。
 私の勤務先では、所属部長が証明権を委任されているので、部長にお願いして代表者欄を部長の名前とし、会社の名称印と公印をもらいました。
 なお、必要に応じ、同意書(登録用書類No.3/No.5)も用意します。

(5)「登録免許税」と「登録手数料」を支払う。
 これらは、郵便局でまとめて手続きをした方が楽です。
 (30,000円の収入印紙は、郵便局で購入するので)
  ●登録免許税:郵便局で30,000円の収入印紙を購入。
  ●技術士登録手数料:6,500円を日本技術士会へ振り込み。
   ※郵便局(銀行)備え付けの払込用紙で振り込み、受領証等(原本)を必ずもらうこと。

 なお、手数料振込領収書と印紙は、前述の技術士登録申請書(様式第五)に貼付すること。

(6)「登録証発送用宛名ラベル」を作成する。
 これが無いと、技術士登録証が届かないので、忘れずに。
 日本技術士会のWebサイトから「登録証発送用宛名ラベル」をダウンロードなどして、ラベル用紙(シール用紙)に印刷します。
もし、ラベル用紙(シール用紙)がなければ、普通用紙に印刷し、その裏面に両面テープを貼ってラベル状にします。
ラベルには、住所、氏名などを記入します。

(7)前述の(1)~(6)を簡易書留で日本技術士会へ郵送する。


以上が技術士登録の手順となります。
ちなみに、総合技術監理部門など、2つ目の部門に合格し、登録変更する場合は、登録事項変更届出書(様式第十一)、登録手数料6,500円、現在お持ちの登録証、及び登録証発送用宛名ラベルを日本技術士会へ郵送することになります。(変更内容によって手続きや費用が異なるので、必ず日本技術士会に確認すること)

 それでは、日本技術士会が主催する合格者祝賀会などでお会いできることを楽しみにしています。(^^)
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