技術士会千葉県支部の見学会に参加(第11回CPD研修会) [技術士]
昨日は技術士としての活動開始。
地元の千葉県支部が開催する見学会へ参加した。
場所は、千葉市美浜区にある中磯辺第一公園内(JR京葉線 検見川浜駅から徒歩10分)で、時間は13時30分から14時30分までだった。
昨日は、日中でも気温が低かったため、外での見学会はとても寒かった。
今回のテーマは「地盤液状化対策実証試験」である。
千葉市では、2011年の東日本大震災のときにあちこちで液状化が発生した。
特に海岸沿いの埋立地は酷く、地中の砂が吹き出していた。
この液状化の対策として、地中にある地下水を抜き取り、地盤を締固めるとのこと。
昨年10月からこの実証実験が開始され、結果としては良好のようだ。
私は土木の専門家ではないので、詳しいことは分からないが、地下水を抜いてもその分の地盤沈下は1cm程度であり、その上に立つ住宅への影響はないそうだ。
また、地下水が抜かれることで液状化が起こらなくなるだけでなく、地盤も硬くなり、地震などの揺れにも強くなるそうである。
今後、この手法を実用化する予定だそうだが、費用面や技術面の理解を得るために、対象地区の住民との話し合いをしていくのが大変であろう。
【参考:千葉市の液状化対策(千葉市)】
http://www.city.chiba.jp/somu/shichokoshitsu/hisho/mes-tf62.html
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