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お伊勢参り(式年遷宮) [旅]

新皇大神宮.jpg

 今年は20年に一度の式年遷宮ということで、伊勢神宮へ行ってきた。
20年前、私は伊勢神宮の式年遷宮へ行きたかったのだが、諸事情により行けなかっただけに、20年来の夢をようやく叶えることができたのである。
ちなみに、式年遷宮とは、社殿などを20年に一度造り替え、神様のお引越しをすることであり、1300年もの歴史がある。

 朝6時50分の東京発 のぞみ7号 に乗って名古屋へ行き、9時10分発の近鉄特急(伊勢志摩ライナー)に乗り換えて、10時30分頃に伊勢市に到着。
伊勢市駅からは、周遊観光バスに乗って、外宮、内宮の順でお参りする。

 まずは、外宮である豊受大神宮(とようけだいじんぐう)を参拝。
祭神である豊受大御神(とようけのおおみかみ)は、衣食住の神様ということで、「これまで衣食住に困らず生きてこられたことに感謝を述べ、これからも同様に生きていけること」をお願いするそうである。
豊受大神宮.jpg

お宮の隣の土地には、新しく建てられたお宮があり、檜の綺麗な木肌が印象的であった。豊受大神宮の参拝後、別宮の多賀宮(たかのみや)、土宮(つちのみや)、風宮(かぜのみや)にも参拝し、御朱印とお守りを購入して外宮をあとにした。

 次は、バスに5分ほど乗り、内宮である皇大神宮(こうたいじんぐう)を参拝。
祭神である天照坐皇大御神(あまてらしますすめおおみかみ)は、最高神であり、神棚に「天照皇大神宮」の御札を祭っているご家庭も多いと思われる。
神殿には、「のれん」のような白い布が穏やかな風にたなびいていた。
私は「これまでの長い人生を無事に生きてこられたことに感謝を述べ、これからも平穏無事に生きていけること」をお願いした。
皇大神宮.jpg

 二礼二拍手したとき、それまで穏やかだった風が急に強く吹き、白い布が上まで開いて神殿をハッキリと拝見できた。
お願いが終わり、一礼をすると、風は元通り穏やかになった。
神殿から吹く強い風は、大変心地よく、歓迎していただいたような気持ちになり、感動してしまった。
まぁ、たまたま風が強く吹いただけなのかもしれないが、こういう気持ちにさせるような何かがあるようだ。

 皇大神宮の参拝後、別宮の荒祭宮(あらまつりのみや)にも参拝し、御朱印とお守りを購入して内宮をあとにした。
内宮となりのおかげ横丁へ行き、赤福のお店で赤福氷を食べた。
優しい甘みのかき氷で、中には赤福餅が埋まっており、とても美味しかった。
私見であるが、これまで食べたかき氷の中で一番美味しい。

 このように、人生初のお伊勢参りは、大変充実したものとなった。
なお、第62回神宮式年遷宮 遷御(せんぎょ)の儀は、下記日時で行われる。
また、当日はテレビ中継もされるそうである。
皇大神宮:10月2日(水) 20時
豊受大神宮:10月5日(土) 20時
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