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技術者倫理のシンポジウムへ参加。 [技術士]

学士会館.jpg

 今日は、かねてより興味のあった日本技術士会主催の技術者倫理に関するシンポジウムへ参加した。
場所と時間は、神保町と竹橋の間にある学士会館で13時から17時まで。
歴史ある学士会館ということで、ガッチリした外観、内部も落ち着いた雰囲気の壁、階段、赤い絨毯やソファーなどは、大変素晴らしかった。
12時30分頃に受付を済まし、時間がなくてコンビニで買ったおにぎりと麦茶を昼食に食べた。時間に余裕があれば学士会館内のレストランでランチでも食べようかと思っていたのだが、またの機会にしようと思う。

 さて、今回のお題は「第5回 企業と技術者の倫理とコンプライアンス」である。
これまでの技術者倫理の成り立ちや、昨今の技術者倫理に関する状況などについての講演を聞くことができた。

 日本における技術者倫理の成り立ちは、過去にいくつかの学会でそれらしきものがあったが、本格的に始まったのは1998年に日本語訳されたハリスら著「科学技術者の倫理」と言われる。
しかし、アメリカの技術者倫理を日本へそのまま持ってきたということもあり、なかなか進展していないのが現状だそうだ。
今後は、日本技術士会はもとより、大学などの教育機関、各企業、各技術者が一体となり、技術者倫理の進展に寄与するべきだということである。

 今回の講演を受けて、私としては、今までやってきた「技術者として自発的に技術者倫理を普及、啓蒙していく」ということを継続していく自信につながった。
また、技術者倫理の現状として下記のようなことがあると思われるので、上手く技術者倫理を学び、普及、啓蒙していきたい。
・技術者倫理は、確かに教育や書籍などで学べるが、技術者としての良識、見解などを基に、技術者各々が自身の技術者倫理を持っている。
・日本の技術者倫理は、コンセンサスが無い。

例えば、今回のセミナーや各書籍、教育者などの意見、そして私自身が持つ技術者倫理を洗い出し、最大公約数的なものを出し、文書などにまとめる。
まとめた文書などは、実際の技術的な業務に利用し、ブラッシュアップしていく。
この一連の作業を、私だけでなく少しでも多くの技術者が行い、年に1回、各技術者は、各自の技術者倫理を持ち寄って、一つの技術者倫理にまとめていく。
このようなPDCAを回していくことで、より良い技術者倫理ができあがるし、その内容はある程度コンセンサスも得られると私は考える。
ということで、まずは技術者倫理に関する資料集めから始めようと思う。
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